眠れない夜にカモミールティー
入院中はカモミールのティーバッグを持っていきましょう。
カモミールのハーブティーは鎮静効果がありますので、寝る前に一杯召し上がると精神的にもゆったりとし気持ちの良い眠りに入ることができます。
<入れ方のコツ>
カップにティーバッグを一つ入れ、熱湯を注いで3分ほどおきます。
できれば蓋付きのマグカップが望ましいですが、蓋がなければお皿などをかぶせ、せっかくの有効成分が逃げないようにしてください。
飲むだけじゃない?便利なハーブティー
こうして出来上がったハーブティーをゆっくりと召し上がり、ほんのちょっぴりだけ残しておきます。
冷めた後、残りのハーブティーを手にとってローション代わりにお顔にぴたぴたとつけてみてください。
カモミールは保湿効果、消炎作用がありますので優れた化粧水となります。
飲んでよし、つけてよし、カモミールのティーバッグは優れものです。
駆風作用もあるのでお腹がはったときにも効果があります。
<カモミール豆知識>
カモミールは一年草のジャーマンカモミールと多年草のローマンカモミールがあります。
一般的にハーブティーで頂くのはジャーマンカモミールです。ローマンカモミールはちょっと苦味があります。フレッシュで頂くと、とても爽やかで美味しいのですが、薬効はドライのほうがあります。
アズレンという抗炎症作用のある成分は、ドライにしたときにでてきます。
ティーバッグの絵のように、中央が盛り上がって花びらが下向きになったとき、有効成分が一番含まれているそうです。アロマテラピーで精油として使用するときは、ジャーマンカモミールは香りがきついのでローマンカモミールを使用することが多いです。
尚、精油にはエストロゲン作用がありますが、ハーブティーとしていただく場合の水溶性成分の中にエストロゲン作用はありませんので、乳がん治療中も安心して飲むことができます。